刻む年
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なにか
今年ばかりは「ゆく年くる年」ではなぁ......
あっさりと所感を綴って今年の草紙を終わりにしたい。
大衆向けの今年の漢字は「絆」らしい。
ところが私のうちにある感じは「酷」だ。
お気に入りの“新明解国語辞典第三版”でしらべると・・・
(度を過ぎてきびしく、少しも思いやりの無い様子。 ツラツラ・・)とある。
確かにそのとおり「新明解国語辞典第三版」を出版したとき、魔さかこのような年がくるとは想像できなかったのだ。お気に入りの国語辞典だが、酷をいえば加筆修正していただきたい。
辞典に記した以上に「酷」であったと思う。そこから「絆」を保てた人もあれば、喪失してしまった人もいる。また、絆があるのかないのか・・何ともいいようのない闇黒閉塞の世界事情を白々とテレビで冷静に見ている。他人事のように.......
綴りたらずではあるが、そのへんで平成23年を己に刻んで龍が舞い降りてくるのを待つことにする。


絆
やはりというか、絆の同調圧力。
いかにも日本的な風景だ。
後年から見た場合に、もっと別な漢字があると思うが、
標準的な日本人なら、「うん、そうだそうだ」と納得するのかな。
私は標準的な日本人ではないと思っているから、
「うん、そうだ」とは言えない。
ユーロの破綻や、金王朝の問題を考えるなら、
「怖」の方がいいんじゃないか?